Amazon Lightsailでスマホ用VPN(Strongswan)サーバを構築する

Amazon Lightsailを使って、月5ドルのスマホ用VPNサーバを構築する方法を紹介します。

 

スマホ用VPNサーバについて

今回のVPNサーバの目的は、スマホからIP制限された環境にアクセスする際、自宅や外出先でもVPN接続を利用して固定IPでアクセスできるようにすることです。
※アクセス先の環境では、あらかじめVPNサーバのIPアドレスを許可する必要があります

またアクセス先がBASIC認証によって制限されている場合、Webブラウザからは問題なくアクセスできますが、スマホアプリではBASIC認証が利用できないケースがあります。
このような場合でも、VPN接続を使うことで制限された環境にアクセスすることが可能です。

 

Lightsail を選んだ理由

今回の用途では、EC2よりも低コストでインスタンスが利用でき、無料のデータ転送枠も含まれているため、コストを気にせずに運用出来る点からLightsailを採用しました。

 

Lightsail 構成

Lightsailのタイプは一番安い5USDを選択します。なおVPNはオープンソースのStrongswanをインストールします。

Lightsail インスタンスタイプ5USD (0.5GB RAM, 2vCPU, 20GB SSD, 1TB 転送)
OSUbuntu 24.04.01
VPNミドルウェアStrongswan

 

それでは次ページにて構築方法を説明します。

コメント

* が付いている欄は必須項目です。