申請書類や領収書などの印刷について自宅でプリンターを使う機会がまだまだあるので、エプソンのエコタンク搭載プリンター「EW-M634T」を購入しました。
これまでのインクジェットカートリッジタイプのプリンターはインク代が高く、ランニングコストがかかってしまうので大容量インクのエコタンク方式を採用しているプリンターを中心に選ぶことにしました。
またスキャナーも頻繁に使用するのでスキャナー+プリンターが利用できる複合機、加えてたまに利用する両面印刷も自動両面印刷対応が良いのでそれも含めモデルを絞り込みました。
なお家庭用プリンターで大容量インクタンクを採用している代表的なメーカーとして、エプソンかキヤノンのどちらかの選択肢になりますが、これら上記の条件を満たしていてかつ、価格が下がってきていたエプソンの「EW-M634T」を選択しました。
家電量販店にて実機を見に行った時に、店員さんの話によると「例年であれば10月くらいからプリンターは売れ始めるが、コロナ禍による在宅勤務等が多いことに加え、原材料価格や物流コストなどの高騰により値上げが進んでいることから早めに購入するお客さんが増えてきており、今年はいつもより早めの9月ごろから動き初めている」とのことでした。
EW-M634T 詳細
外箱
箱を開けると、説明書や本体、インクも予め付属していました。
EW-M634T 本体。ボディーはホワイト色のみとなります。
カラー液晶モニターを搭載しており、PCに接続せずとも画面に表示されるQRコードをスマホで読み取り、セットアップを行うことが可能です。
またWi-Fi接続もできるので、プリンターを自宅のネットワークに接続してしまえば印刷を行うことができます。
付属しているインクボトル。EW-M634Tは4色でブラックのみ顔料、その他カラーは染料となります。
写真の印刷は行わず、文章の印刷がメインの用途であれば4色で十分です。
なお他の上位グレード(写真印刷に特化しているもの)は、6色のモデルも存在します。
本体側のインクタンクはこのようになっています。
インクをそれぞれのカラーに対応した場所に入れて、補充を行います。
なお従来のカートリッジタイプではインク残量の確認・管理はソフトウェアやプリンター本体で表示されますが、
エコタンク方式の「EW-M634T」は、インク残量の管理は本体のインクタンク残量を実際にみて確認することになります。
※補充タイミングを登録することにより、ソフトウェアからはインク残量の目安が確認できるレベルとなります
タンクが空の状態からインクを補充しましたが、それでも少しインクが余っていました。
キャップが付いていて、保存することができるので次回補充の時に利用できます。
しばらく印刷やスキャナーなど普段通りに使用してみましたが、なかなかインクが減ることがなかったのでインク代を気にする必要は無くなりました。
4色カラーの対応となりますが、試しに写真を印刷したところ結構きれいに印刷されていました。
(写真をメインに印刷される方は、ネットプリントで注文したほうがコスパが良いと個人的に思います。)
従来のカートリッジタイプのプリンターに多く見られるのが、電源ON時に本体のクリーニングが自動で行われるせいでそのタイミングでインクが減ってしまうという傾向がありましたが、このEW-M634Tは電源ONにした後に自動クリーニングが行われるということがなかったので起動の度にインクが減る問題が無くなったのと、立ち上げに時間が掛からないためすぐに印刷ができるのがありがたかったです。