AWS認定資格 ソリューションアーキテクト – アソシエイト を取得

AWS認定資格「AWS Certified Solutions Architect – Associate (SAA-C03)」を受験し合格したので、試験対策から自宅での受験方法、合格までの流れを紹介します。

 

AWS認定資格について

AWS認定資格は現時点で12種類存在し、その中でも「Solutions Architect – Associate (SAA-C03)」という資格を受験しました。
このソリューションアーキテクト資格は以下のような能力が求められる際に有効なものです。

  • ビジネス要件からAWSサービスを組み合わせたソリューションの設計
  • セキュリティ、耐障害性、高パフォーマンス、コスト最適化を実現したアーキテクチャーの設計
  • 既存アーキテクチャーから改善点が判断できる

つまりざっくりいうと、AWSでシステム、サービス設計を行う人が対象の資格とイメージして頂ければ良いかと思います。

 

試験の内容

「Solutions Architect – Associate」は全て選択問題で以下の出題形式として構成されています。

  • 4択の中から1つ正解を選択する問題
  • 5択のうち2つ正解を選択する問題

 

試験対策

私の場合、会社の福利厚生として「Udemy for Business」を使い、AWS認定対策コースを色々試していたのですが、試験に受験せずのんびりしている内に制度が変わり廃止となってしまったので、個人でUdemyの「【SAA-C03版】AWS 認定ソリューションアーキテクト アソシエイト模擬試験問題集(6回分390問)」のみ購入し、改めて試験問題に慣れるやり方で対策を行いました。

 

Udemyは定期的にセールをやっていることが多いので、セールのタイミングでコースを購入されることをおすすめします。
UdemyはPCのほか、スマホアプリも用意されており、スマホ上でのコース受講もできるので便利です。
実際の試験も、この模擬試験問題集と似たものが出題されたので、非常に有効な問題集でした。

 

 

試験申し込み

AWS認定のページから試験申し込みを行います。
ここでポイントとして、母国語が英語以外の場合、特別措置の申請を行うことで試験時間を30分延長することができるので、手続きすることをおすすめします。※試験自体は日本語です

試験時間試験申し込みを行う前に「試験対応の申請」から特別措置の「ESL +30 MINUTES」をリクエストします。

そのあとに試験を予約することで、30分延長された試験時間で受験可能です。

 

受験方法

以下の方法で受験ができます。私は自宅での受験を選択しました。

  • 自宅での受験(ピアソンVUE)
  • テストセンター

ピアソンVUEの「OnVue」というツールをあらかじめPCにダウンロードし試験を行いますが、事前のシステムチェックでWSLやChromeリモートデスクトップなどがタスクに常駐していると試験が中止されるようなので、事前にアンインストールや機能の無効化を行う必要があります。

なお試験中は不正が無いように試験官によるチェックが行われるため、カメラとマイクを常時ONにしたまま試験を行う必要があります。
試験前にカメラで部屋の周りを撮影する必要があることや、ヘッドホンの装着が認められないのでカメラとマイクが搭載されたノートパソコンで受験するのをおすすめします。
部屋の周りは物が沢山ある環境で受けようとすると注意を受ける場合があるので、何も無い環境が良いです。これらの環境を整えるのが難しい場合は「テストセンター」での受験をおすすめします。

 

試験問題

出題内容は普段AWSを使っている人であっても、試験問題を勉強しないと難しいと感じる内容でした。
Udemyの模擬試験問題集に類似したものが多く出題されていたので、問題集だけ勉強するのが合格の一番の近道と感じました。

 

結果発表

試験は午前中に行い、その日の19時頃に「AWS Certification 試験の合格通知」の旨のメールが来ました。
合格ラインが720点で、スコアは777点だったのでギリギリでしたが無事合格することができました。Udemyの模擬試験の振り返りをまともにやっていなかったので、奇跡的に合格できて良かったです。

 

AWSはアップデートのスピードが速く、内容も変わってくるためか資格の有効期間が3年と設けられています。
同じ試験を再試験という形で受験するか、プロフェッショナルを受験することで期間の延長が可能です。

次はプロフェッショナルや、機会があれば別のAWS認定資格に挑戦したいと思います。

 

 

 

コメント

* が付いている欄は必須項目です。